四十九日法要の意味や準備②
みらい葬祭の中村です。今回は四十九日法要の準備についてお話しをしたいと思います。逝去からお葬式→火葬→初七日と一連の儀式を行い、ご家族は心身ともにお疲れになっているでしょう。一息ついてくださいといいたいところですが、四十九日法要までの期間は約一か月半。お葬式終了後、すぐの準備をおすすめします。
【準備のタイミングは?お葬式直後から】
①日取りを決める
四十九日法要は亡くなった日から49日目に行うもの。しかし、その日が平日だと、仕事や学校で都合がつかない場合もあるでしょう。集合が難しい場合は日程を調整し、別の日にずらしても問題ありません。ただし、49日以降に行うのはNG。直前の休日など、49日目より前に設定してください。
②参列者の範囲と規模を決める
四十九日法要には、どこまでの範囲の人を呼ぶべきなのでしょうか。一般的には、故人と血縁関係のある親族とその配偶者や子どもまでと考えられています。四十九日法要は大切な儀式です。お葬式ほどではなくても、ある程度の方々に参列いただきましょう。
③法要と会食の会場を手配する
法要を営む場所に決まりはありません。多くは菩提寺、ご自宅、葬儀ホールになります。ご家族の希望や予算、アクセスのよさなどを考慮して会場を選びましょう。
④お寺様にお願いする
菩提寺のお寺様にスケジュールの確認をしましょう。松本地域では葬儀の翌日『お礼参り』で菩提寺のお寺様へ行きます。そこでお寺様を交えて四十九日法要の日程を決める形が多いです。また会食をされる場合は、会食をご一緒いただけるかも確認。また、四十九日法要後に納骨するのであれば、そのことも伝えておきましょう。
以上2回に分けて四十九日法要についてお話しをしてきました。四十九日法要はお葬式と同じくらい大切な儀礼です。何かと簡素化の多い現在ですが、四十九日の習慣は大切にして頂きたいと思います。