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四十九日法要の意味や準備①

2024.09.23 スタッフブログ

みらい葬祭の中村です。今回と次回2回に分けまして四十九日法要の意味と準備方法について解説をしたいと思います。まず今回は四十九日法要の意味について解説していきます。

仏教のお葬式の後に四十九日というものがあります。四十九日は命日から数えますので、お葬式の期間も四十九日に含まれています。この四十九日には大きく2つの意味があります。

1.人が亡くなってから成仏するまでの期間

2.故人を弔いに専念し、悲しみを癒す期間

仏教では、四十九日を成仏するための期間としています。四十九日の間命日から数えて7日ごとに法要があります。

初七日、二七日、、、七七日と数えて49日目を満中陰(まんちゅういん)といいます。この満中陰を迎えた時に行う法要の事を四十九日法要と言います。

最近では初七日法要はお葬式の当日に繰り上げて行うケースが多いです。

ではなぜ、四十九日の法要があるのかというと、この四十九日は生まれ変わるための修業期間であり、七日ごとにあの世の王さまの審判を受けます。この時に法要を行うことで良い審判を受けられ無事に成仏できると言われています。

また死には昔から穢れ(けがれ)という考え方があり、死は伝染するものと考えられていました。人が亡くなってからの49日間は穢れが強い期間とされ忌中(きちゅう)と言われます。また、命日から最初の1年間を喪中(もちゅう)と言います。

このため、今でもお葬式に参列した後はお清めを行い心身を清めてから家に帰るという習慣があります。

四十九日法要にはこのような深い意味があります。皆様には葬儀、四十九日、その後の一周忌、三回忌と続く意味合い、大切さを忘れずにいて頂きたいと思います・・。