直葬とは・・?
皆様最近よく耳にされると思います『直葬』という葬儀スタイル。直葬とは別名火葬式ともいわれ、火葬のみを行う葬儀になります。今回はこの直葬のメリット、デメリット、そして注意すべきことなどをご紹介していきます。
【直葬のメリット】
・葬儀費用を削減できる
通夜や告別式にかかる費用を削減できるため、費用面では一般葬の1/4以下、場合によってはもっと多く抑えることができます。
・葬儀準備や当日の負担を軽減できる
直葬は身内中心で行うことが多いため、当日の参列者対応や事前のご連絡などに追われることもありません。
・葬儀後の手間や負担が軽減できる
同じように葬儀後も、たくさんの参列者への香典返しを手配したり、葬儀を手伝ってくれた方への挨拶回りなども必要ないため、葬儀後の手間も軽減することができます。
【直葬のデメリット】
・お別れの時間が短いため心の整理がつきにくい
お通夜や告別式というのは、残されたご家族が故人様とのお別れをしていくために必要な時間でもあります。そのため、納棺後すぐに火葬となると故人様とのお別れの時間が短くなってしまい、心の準備ができないままお別れになってしまったと思われる方もいらっしゃいます。
・親族からの反対にあう可能性がある
葬儀というものは2日間かけておこなうものと考えている方もいらっしゃいます。儀式を省略してのご葬儀となると、ご親族の中には反対をされる方もいらっしゃるかもしれません。
・参列できない方が不満に感じてしまう可能性がある
直葬は基本的に火葬場で最後のお別れをするため、たくさんの方をお呼びしてのご葬儀はできません。そのため、故人様と親しかったご友人や近所の方など、葬儀に参列したくてもできない方が出てきてしまいます。そういった方々が残念に思ってしまわないためにも、葬儀を行い弔問の機会を設けることをおすすめいたします。
※いかがでしたでしょうか。直葬は最もシンプルな葬儀で費用・時間ともに最小限で行うことができますが、菩提寺やご親族など周囲の理解も必要になります。どんな葬儀にもメリット・デメリットがあります。それらを考慮して頂き、故人様やご家族にとって一番適したご葬儀プランを選択しましょう。もし葬儀についてわからないことがありましたら、ぜひエンディングホールあかりへご連絡ください。